2007年11月22日木曜日

クイーンとミュージックライフと東郷かおる子

僕の洋楽デビューはTOTO。
FENから聞こえてきたロザーナがそれまで聞いていた音楽とは
まるで違う異国情緒を感じた。
その後、年上の兄弟がいる友人からクイーンというバンド名を聞いた。
そこで音楽そのものを聞いたこともないバンドのテープを
買ってきて聞いてみた。
するとこれまた全く聞いたことのない音楽を奏でるバンドで
あっることがすぐ理解できた。
それから毎日クイーンの音楽と共に生活するようになった。
しかし、音楽だけでは飽き足らず可能な限りクイーンの情報を
入手することを企てた。
そしてたどり着いたのがミュージックライフという洋楽雑誌。
僕にとって当時クイーンをはじめとする洋楽情報を入手できる
唯一の手段だった。
クラスの友達でもミュージックライフの存在を知っている人は少なく、
雑誌の内容をそのまま語るだけでかなりの情報通として存在感を示せた。
そのミュージックライフの当時の編集長が東郷かおる子だった。
編集長なのにミュージックライフの内輪ウケコーナーあたりでは
かなりもてあそばれていた感じでそれがまた不思議だった。
さらに読者のコーナーでも頻繁に編集長の名前がネタで使われていた
気がする。
そんな感じがまた大人な感じがして好きだった。

うそか本当かわからないが、僕が大好きだったクイーンのボーカル
フレディーマーキュリーが唯一心を許した日本人が東郷かおる子
だったらしい。
フレディーは相当気難しかったと聞いているのでそんなフレディー
から唯一気を許してもらったとしたらそりゃーたいしたものだ。
しかし、これもネタであるか事実であるかは不明である。
しかもそんなフレディーの隣に座っていてもなんら不思議でない近くて
遠い存在の東郷かおる子が以外にも同郷としりかなりびっくりもした!

そんなこんなで愛すべき東郷かおる子がミュージックライフの活動のなかで
出会ったミュージシャン達や日本の洋楽史(?)について語っている本が出版された。
もちろクイーンにつても語っている。
店頭で東郷かおる子の名前を偶然見かけた瞬間にその本を手にしていた。
そして速攻で読んでしまった。
僕の知っているクイーン像は揺るがなかったが、東\かおる子像は少し揺らいだかな?

そんなこんなで、クイーン、ミュージックライフ、東郷かおる子の名を聞いて
何か感じる人は是非この本↓を読んで見てください。
後悔する可能性はありません。
必ず何かを思い出し、ノスタルジックに浸ることができると思います。